塩屋(まーすやー)さんの雪塩・バジルの塩

みどりのおやゆび

2010年05月15日 02:20

沖縄にあるお塩の専門店「塩屋(まーすやー)」さん。
沖縄各地のお塩のみならず、日本各地・世界各地のお塩が500種類も揃うお店です。

元々お塩が大好きで、旅先ではよくお塩を買うので、那覇で塩屋さんを見つけた時は大興奮してしまいました。
雪塩は塩屋さんを経営する宮古島の製塩会社さんのお塩。
沖縄のお塩の中では、すっかりメジャーなお塩なので、沖縄以外でもちょっと品揃えの良い食材屋さんに行けば、手に入るお塩です。

とーっても細かい粉末状のお塩で、直に口にするとあっという間に舌で溶けるため、他のお塩より辛く感じます。
ところが、見た目で同じ分量を使った場合、ふんわり粉末で密度の低い雪塩は通常のお塩の1/4しか塩分が無いそうです。
この特徴が、お料理向き!

少量で素材全体に行き渡り、粒子が細かい分素早く素材に作用するので、塩もみ・板擦りといった、お塩を使って素材の水分・甘味・色なんかを引き出す時に持って来いなのです。

例えば、えんどう豆やアスパラガスなんかを色良く茹でたい時。
水洗いして濡れている状態の素材に、雪塩を少量振り、

薄く、まんべんなくのばします。
(普通のお塩でこれをやると、塩の量が多くなってしまうので、塩辛くなってしまいます。)

オリーブ油をちょっとたらして、レンジで50秒。

色良く、艶良く、火が通ります。
色止めをしなくとも、色鮮やか。
塩分で緑色を引き出しつつつも、塩味は殆どつかず。

短冊切りにした人参をこの方法で処理すると、ぐーっと甘味が引き出されます。
お砂糖をちょっとも使っていないのに、グラッセしたように甘くなるのです。
不思議です。

前回の沖縄旅で購入し、活躍中なのが、バジルの塩。
塩屋さんオリジナルのお塩で、雪塩を顆粒にしたものに、いろんなハーブやスパイスを合わせた「合わせ塩」があります。
その中のひとつが、バジルの塩。
トマトに振って、チーズと生ハムを添えれば、カプレーゼ。パスタや炒め物にバジルの風味が欲しい時にひと振り。
フレッシュバジルが無い時に、重宝しています。

「合わせ塩」はバジル以外にもたくさんの種類があって魅力的!
いろいろ試してみた~い。

お魚を焼く時の振り塩に重宝しているのが、焼塩
さらさらしていて、振り易いのです。

まんべんなく振れるので、炒め物の味付けに使っています。

塩の販売が自由化されて以降、旅先でいろんなお塩に出会う事が出来るようになりました。
お塩は、かさばらないし、日持ちがするし、万一そんなに美味しくないお塩だったとしてもお塩としていろいろ使い道はあるので、意外とお土産向きなのです。


塩屋(まーすやー)

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